にきび・多毛とピル
にきび・多毛に対する
ピルの効果について
アンドロゲン(男性ホルモン)は卵巣と副腎で産生され、多毛、にきびの原因になります。
ピルは卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の合剤です。エストロゲンはアンドロゲンの産生を減らし、多毛やにきびに効果があるといわれています。一方、プロゲステロンには、にきび、多毛の原因となるアンドロゲン作用が含まれているため、アンドロゲン作用が少ない、あるいは抗アンドロゲン作用のあるピルが効果あります。
- にきび・多毛に効果のあるピル
-
- ファボワール(自費・避妊):アンドロゲン作用が少ないピル
- ヤーズ(保険・月経困難症):抗アンドロゲン作用のあるピル
多毛に関しては、ホルモン治療で新しい発毛は抑えますが、多毛になっている古い毛には効果はないので、効果が出るまでに6ヶ月程がかかります。