風疹抗体検査・風疹予防接種
風疹抗体検査を
受けましょう
妊婦さんが妊娠中に風疹にかかると赤ちゃんに先天性風疹症候群という重い後遺症が残ることがあります。最近は風疹に免疫が無く、感染しやすい女性が増えており、妊娠中の感染による先天性風疹症候群の増加が心配されます。また、30代から50代の男性の風疹感染も問題になっています。
まずは、妊娠前に風疹抗体を調べて、低抗体(風疹HI 16倍未満)であれば、麻疹・風疹混合ワクチンの予防接種を受けてください。(麻疹:はしかの予防にもなります)同時にご主人様も抗体検査を受けるようにしてください。
麻疹(はしか)も時々流行しますので、同時に麻疹抗体検査(2200円/税込)をお勧めします。
風疹抗体検査を受けてください(予約不要)
和歌山市民(和歌山市に住民票がある方)は助成制度があり無料です。
- 妊娠を希望する女性(手続き不要)
- 妊娠を希望する女性の配偶者(事実婚でも可/保健センターへ申請必要)
- 抗体検査の結果が低抗体である妊婦の配偶者(事実婚でも可/保健センターへ申請必要)
*以前に公費で風疹抗体検査を受けた方は助成の対象外です。再度希望される場合は検査費用2200円(税込)かかります。
和歌山市民以外は助成制度がありません。検査費用2200円(税込)
風疹ワクチン接種(予約制)
- 和歌山市民で、風疹抗体検査の結果が低抗体の妊娠希望女性は和歌山市の補助があり、5000円(税込)で接種ができます。
- 配偶者および和歌山市民以外は助成制度がありません。(令和4年3月で終了)
- 接種するワクチンは麻疹・風疹混合ワクチンです。接種費用7100円(税込)
注意事項
- 接種のタイミングは妊娠していない時期で、接種後2ヶ月は避妊が必要です。
- 麻疹抗体検査費用は2200円(税込)です。
- 風疹抗体は十分あるが麻疹抗体が低い場合も麻疹・風疹混合ワクチンの接種になります。接種費用7100円(税込)
妊娠中の対応について
妊娠初期の検査で低抗体であっても、妊娠中はワクチンの接種はできません。特に妊娠20週までは、人混みではマスクをして予防してください。産後は授乳中でも接種は可能です。当院でもワクチン接種を行っています。
詳しくは当院までお問い合わせください。