「男の子でも女の子でも元気だったらどちらでも・・」と言いながらも男女どちらかが気になりますよね。周りからも「男の子、女の子どっち?」と聞かれることがあるかもしれません。

最近は、「性別発表サプライズ」や「ジェンダーリビール」がSNSで話題になっているようですが、古い私にはついて行けません。

もっとも、性別判断といっても、医学的には、外性器が男性か女性だけしか判断できません。

近年は、性に関しては複雑になっていますが、ジェンダーアイデンティティー(性の自己決定)は大人になってから本人が決めるとも言われており、正確には男の子、女の子の判断はできないことになります。

前置きはこれくらいにして、男の子の外性器(陰茎・陰嚢)、女の子の外性器(陰核・陰唇)は妊娠15週を過ぎれば、エコーで判断ができるようになります。

「先生、付いていますか、付いていませんか?」と聞かれることもありますが、正確には男女とも外性器は付いています。

では、妊娠15週以前で男女の判断はできるのでしょうか。

妊娠初期の外性器は妊娠11週を過ぎれば判別できると言われています。
baby nub(赤ちゃんの小突起)、医学的には生殖結節と言います。

妊娠8週目で内性器(男性なら精管・前立腺、女性なら子宮・膣)が作られます。
生殖結節は最初は男女同じで、妊娠12週までに外性器(男性なら陰茎・陰嚢、女性なら陰核・陰唇)の分化が起こります。

この時期は男女とも同じ形(baby nub)をしているため、形では判断できません。

nubの向きで判断できると言われており、男の子は上向き、女の子は下向きです。
胎児が真上(矢状断面)を向いている姿勢で判断しなければならないため、技術と時間がかかります。
真上(男)や真横(女)は分かりやすいですが、斜めに見えるときは、角度で判断する必要があります。
背骨に対して20度以下は女の子の可能性が高く、30度以上は男の子の可能性が高いです。
20−30度は判断ができません。

上向き(男の子)

下向き(女の子)

 

このブログを見て、妊娠初期に妊婦健診の担当医に性別を聞かないようにしてください。
熟練していないと正確には判断はできませんし、時間がかかります。
もっとも、16週頃まで待てば判断できるで、妊婦健診で早期に診断する必要はありません。